先週のマーケットの振り返り(2017/11/20-11/24)【ウィークリー】
2017年11月27日
1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は大半が上昇しました。米国株式市場は、年末商戦への期待が高まり、堅調に推移しました。週間ではNYダウは0.86%上昇し、一時最高値を更新しました。欧州株式市場も堅調でした。独DAX指数は、前週末に独連立協議が決裂しましたが、その後も連立に向けた取り組みが行われていること、経済指標が良好だったこと等を受けて株価は3週間ぶりに反発し、週間では0.51%上昇しました。英国のFTSE指数も上昇しました。日経平均株価は、円高が進んだものの世界的な株高などから上昇し、週間では0.69%上昇しました。中国株式市場では、香港ハンセン指数は金融セクター主導で大きく上昇した一方、上海総合指数は下落しました。
<債券>
欧米の10年国債利回りはほぼ横ばいながら、若干低下しました。米国の10年国債利回りは、年末商戦が活況を呈するとの見方や株高などを受けて上昇する局面もありましたが、月初に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的だったこともあり、週間では0.002%の低下にとどまりました。ドイツと日本の10年国債利回りも同様で、週間ではほぼ横ばいでした。英国の10年国債利回りは週間では0.044%低下しました。
<為替>
円相場は米ドルに対しては円高となりましたが、対ユーロ、豪ドルでは円安となりました。ドル円では米連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢がハト派的との見方が広がり、円が上昇しました。対ユーロでは、ドイツなどユーロ圏経済の堅調さを示す経済指標を受けて、円安となりました。
<商品>
原油はOPEC等の協調減産が延長されるとの見方や米週間原油在庫が減少したことなどから、週間では4.24%と大きく上昇し、58.95ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。


3. 今週の主な注目材料

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