ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/10/23-10/27)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/10/23-10/27)【ウィークリー】

2017年10月30日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は概ね上昇しました。米国株式市場では、税制改革期待や発表された主力企業の決算が総じて良好であったことなどを好感して堅調に推移しました。週間ではNYダウは0.45%上昇し、7週連続で上昇しました。欧州株式市場では、独DAX指数は欧州中央銀行(ECB)理事会を受けたユーロ安を好感して上昇しました。英国のFTSE指数は小幅下落となりました。日経平均株価は、衆議院議員選挙での与党勝利を好感して上昇して始まり、24日には過去最高の16連騰となりました。その後も発表された国内企業の業績が総じて好調であったことや米国の税制改革期待などを好感し堅調に推移しました。週間では2.57%上昇しました。中国株式市場では、香港ハンセン指数はほぼ横這い、上海総合指数は上昇しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちな動きとなりました。米国の10年国債利回りは、予算審議の進捗や9月の耐久財受注が好調であったことを受けて週間では0.022%上昇しました。ドイツの10年国債利回りはECBが量的緩和の終了に慎重な姿勢を示したため低下、英国は利上げ観測から小幅上昇しました。日本の10年国債利回りはほぼ横這いとなりました。

<為替>
円相場はドルを除いて主要通貨に対して円高となりました。対ドルでは、衆議院議員選挙での与党勝利や日米株高などを受けてリスク選好が強まったことなどから、週間では0.13%の円安・ドル高となりました。対ユーロでは、ECB理事会の決定がハト派的とみられ、週間では1.35%の円高・ユーロ安となりました。

<商品>
原油は対クルドを巡る地政学リスクや産油国の一段の減産期待を背景に週間では4.72%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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