先週のマーケットの振り返り(2017/10/9-10/13)【ウィークリー】
2017年10月16日
1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場では、国際通貨基金(IMF)が世界経済成長見通しを引き上げたこと、北朝鮮で特段の動きがなかったことなどから全般的にリスク選好が高まり堅調に推移しました。週間ではNYダウは0.43%上昇し、最高値を更新しました。欧州株式市場では、世界的な株式市場の上昇傾向を受けて株式市場は堅調に推移しました。英国のFTSE指数は0.17%、独DAX指数は0.28%上昇しました。日経平均株価は、北朝鮮で特段の動きがなかったこと、衆議院選挙で与党優位の観測が伝わったことなどを好感し、21,000円台を回復しました。9日連続の上昇となり、週間では2.24%上昇しました。中国株式市場では、香港ハンセン指数はほぼ横這い、上海総合指数は上昇しました。
<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちとなりました。米国の10年国債利回りは、11日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がハト派的で、利上げが緩やかになるとの見方が強まり、週間では0.086%低下しました。ドイツの10年国債利回りは低下しました。英国と日本の10年国債利回りはほぼ横這いでした。
<為替>
円相場は、対ドルでは、11日公表のFOMC議事録がハト派的で、利上げが緩やかになるとの見方が強まり、米長期金利が低下したことなどから、週間では0.74%の円髙・ドル安となりました。対ユーロではスペインのカタルーニャ州が独立宣言を延期したことなどから一時ユーロ高となりましたが、引けはほぼ横ばい圏に戻しました。
<商品>
OPECなど産油国が減産強化をするとの思惑が高まり週間では4.38%上昇しました。終値は50ドル台を回復して51.45ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。


3. 今週の主な注目材料

関連マーケットレポート
- 日々のマーケットレポート