ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/10/2-10/6)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/10/2-10/6)【ウィークリー】

2017年10月10日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場では、米ISM景況感指数などの経済指標が上振れたこと、トランプ政権の税制改革に関する期待が続いたことなどから全般的にリスク選好が高まって堅調に推移し、週間ではNYダウは1.65%上昇し、5日には最高値を更新しました。欧州株式市場では、スペイン・カタルーニャ州の分離独立問題でスペイン株は下落しましたが、世界的な株式市場の上昇傾向を受けて欧州全般の株式市場は堅調に推移しました。英国のFTSE指数は2.04%、独DAX指数は0.99%上昇しました。日経平均株価は、米国の良好な経済指標を好感し、週間では1.64%上昇しました。中国株式市場では、香港ハンセン指数は上昇し、上海総合指数は祝日の為休場でした。

<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちとなりました。米国の10年国債利回りは、良好な経済指標や年内利上げ見込みの高まりを受けて週間では0.025%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りや日本10年国債利回りは小幅低下しました。

<為替>
円相場は、対ドルでは、米国の良好な経済指標や年内利上げ見込みの高まりなど、ドルへの追い風となる材料を受けて、週間では0.12%と小幅ながら円安・ドル高となりました。対ユーロではスペインのカタルーニャ州独立問題への警戒などから0.57%の円高・ユーロ安となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は、OPECの9月の原油生産量が増加したとの報道を受け、需給改善が足踏みするとの見方が高まり、週間では4.61%下落して50ドルを割り込んで49.29ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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