ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/9/25-9/29)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/9/25-9/29)【ウィークリー】

2017年10月2日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は、概ね上昇しました。米国株式市場では、週前半は北朝鮮への警戒感などから軟調に始まりました。その後、27日に発表された税制改革案が好感されたことなどから上昇に転じました。週間ではNYダウは0.25%上昇しました。欧州株式市場では、米国の税制改革案が好感されたことやユーロ圏9月景況感が市場予想を上回ったことなどを好感して、英国のFTSE指数は、0.85%、独DAX指数は1.88%上昇しました。日経平均株価は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB議長)が年内の利上げに前向きな姿勢を示し円安が進んだことを好感して上昇しました。27日に130円程度配当落ち(指数の0.65%程度に相当)がありましたが、それをカバーして週間では0.29%上昇しました。中国株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数はともに下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、イエレンFRB議長が講演で改めて年内の利上げに前向きな姿勢を示したことなどから、週間では0.084%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りも小幅上昇しました。日本10年国債利回りは上昇しました。

<為替>
円相場は、対ドルではイエレンFRB議長が講演で改めて年内の利上げに前向きな姿勢を示したことや米国で発表された税制改革案が好感されたこと受けて、週間では0.46%の円安・ドル高となりました。独仏の選挙で政局の不透明感が高まり、対ユーロでは0.69%の円高・ユーロ安となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は、OPEC加盟国・非加盟国の閣僚監視委員会が「減産効果が出始めており、需給が改善する」との見方を前週末に示したなどから、週間では1.99%の上昇となり51.67ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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