先週のマーケットの振り返り(2017/9/18-9/22)【ウィークリー】
2017年9月25日
1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は、概ね上昇しました。米国株式市場では、週前半は前週に続き北朝鮮への警戒感がやや後退し、上昇して始まりました。その後、注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定の範囲内の結果となり影響は軽微となりました。またトランプ大統領の国連演説に反発して、北朝鮮が挑発的な言動で応じましたが、影響は限定的となり、週間ではNYダウは0.36%上昇しました。欧州株式市場では、英国のFTSE指数は、原油高などを好感して1.32%上昇、独DAX指数は0.59%上昇しました。日経平均株価は19日に、円安や米国株高などを好感して20,000円を上回り、約2年1カ月ぶりの高値となりました。その後も米長期金利の上昇に伴い円安が進行し、堅調な展開となりました。週間では1.94%上昇しました。中国株式市場では、上海総合指数はほぼ横這い、香港ハンセン指数は小幅上昇しました。
<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、リスク回避姿勢が後退したことや、FOMCを受けて年内の利上げの思惑が高まったことなどから、週間では0.048%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りも上昇しました。日本10年国債利回りはほぼ横這いとなりました。
<為替>
円相場は下落しました。対ドルではFOMCで10月以降の資産縮小開始と年内の利上げの可能性が示唆されたことなどを受けて、週間では1.05%の円安・ドル高となりました。対ユーロでは1.07%の円安・ユーロ高となりました。
<商品>
原油先物価格(WTI)は、米エネルギ-省発表の週間石油在庫でガソリンなどの製品在庫が減少したなどから、週間では1.54%の上昇となり50.66ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。


3. 今週の主な注目材料

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