ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/7/3-7/7)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/7/3-7/7)【ウィークリー】

2017年7月10日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、週間ではまちまちの動きとなりました。米国株式市場では、NYダウは小幅上昇しました。ISM製造業指数や雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予測を上回るなど良好な経済指標を受けて景気敏感株が上昇し、金利上昇を受けて金融株も上昇しました。欧州株式市場は、ドイツ、英国ともに小幅上昇しました。長期金利の上昇を受けて金融株が上昇しました。日本株式市場は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射して地政学的リスクが高まったことに加えて、週末の雇用統計の発表を控え様子見気分が強まり、日経平均株価は週間では小幅に下落しました。中国株式市場は、上海総合指数は上昇、香港ハンセン指数は下落しました。

<債券>
世界の長期金利は上昇しました。米国でISM製造業指数など良好な経済指標が発表された他、欧州中央銀行(ECB)理事会議事録で緩和姿勢の変更を検討したとの内容が伝わったこと、ECB高官のタカ派的発言が続いたことなどが要因です。米国の10年国債利回りは+0.08%、ドイツの10年国債利回りは+0.11%の上昇となりました。日本10年国債利回りは横ばいとなりました。

<為替>
米国の良好な経済指標発表などを受けて米欧長期金利が上昇する中、日本銀行が債券への指値オペを行い金利上昇をけん制したことなどから、円相場は対ドルでは週間で1.36%の円安・ドル高となりました。対ユーロでは1.18%の円安・ユーロ高となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は、44.23ドルで引けました。ロシアが減産規模の拡大に反対したことなどを嫌気して下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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