ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/5/22-5/26)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/5/22-5/26)【ウィークリー】

2017年5月29日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、概ね上昇しました。米国株式市場は、24日発表の「FOMC」議事要旨で利上げがゆるやかにとどまるとの見方が強まり、上昇しました。欧州株式市場は22日に英国で自爆テロが発生しましたが、影響は限定的で、英国は上昇、ドイツは下落しました。日本株式市場では、米国株が上昇したこと、ドル円相場が円高一服となったことなどから、日経平均株価は上昇しました。一方、中国株式市場は、大手格付け会社による格下げはありましたが、小幅上昇となりました。

<債券>
米国、長期金利は小幅上昇、欧州は低下、日本は横ばいとなりました。米国は「FOMC」議事要旨発表を前に週前半は金利が上昇しましたが、発表された議事録はハト派的ととらえられ金利は低下、週間では小幅上昇しました。日本の10年国債利回りも小幅上昇しました。英国は保守党の支持率が低下しているとの報道を受け、警戒感から金利は低下しました。

<為替>
円相場は、対ドルでは米国の政治リスクが前週で織り込まれたこと、米長期金利も横ばいとなったことから111円台中心に小動きとなりました。対ユーロでは22日に英国で自爆テロが発生しましたが、影響は限定的となり、124円台中心の推移となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は49.80ドルで引け、50ドルを下回りました。週前半はOPEC総会での減産期待から堅調に推移しましたが、協調減産を9カ月延長で合意すると、減産量が拡大されなかったことを嫌気して大幅に下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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