ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/4/3-4/7)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/4/3-4/7)【ウィークリー】

2017年4月10日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、高安まちまちとなりました。米国株式市場は、シリアを巡る地政学リスクの台頭、FOMC議事録、雇用統計などの材料がありましたが、1-3月の企業決算発表を控えて小動きとなりました。欧州株式市場は、市場全体では概ね横這いでしたが、ドイツでは自動車株などが下落しました。中国株式市場は、主に中国政府が北京近郊な新区(企業の税制などを優遇して経済発展を後押しする地域)を建設するとの発表を受け、上昇しました。日本株式市場は、主に足元で円高傾向にある為替相場が重石となり、続落しました。日経平均株価は4週連続の下落となりました。


<債券>
日米の長期金利は概ね横這いとなり、ドイツの長期金利は低下しました。3月のユーロ圏の消費者物価指数上昇率が前年同月比で2月の2.0%から1.5%に鈍化したことのほか、3月の欧州中央銀行(ECB)理事会議事録では、金融緩和の縮小を急がないことが示され、金利低下要因となりました。


<為替>
円相場は、引き続き海外と日本との金利格差が縮小したことや地政学リスクの高まりなどを背景として、全般的に円高地合いとなりました。円は対ドルで1ドル=111円近辺に上昇して取引を終えました。対ユーロでは、1ユーロ=117円台後半に上昇して引けました。


<商品>
原油先物価格は、上昇しました。石油輸出国機構(OPEC)が6月末で期限を迎える減産を延長するとの思惑やシリアを巡る地政学的リスクが上昇要因となりました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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