ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2016/7/18-7/22)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2016/7/18-7/22)【ウィークリー】

2016年7月25日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、総じて堅調な動きとなりました。英国の欧州連合(EU)離脱選択から約1カ月がたち、株式市場は落ち着きを取り戻しています。米国株式市場では、好調な企業決算を受けて、NYダウが過去最高値を更新するなど堅調に推移し、4週連続の上昇となりました。欧州株式市場のドイツDAX指数は、週間で+0.80%高と、続伸しました。一方、中国株式市場では、利益確定売りで上値の重い展開となり、上海総合指数が前週末比▲1.36%の下落となりました。日本の株式市場では、円安進行や欧米株高が好感され、日経平均株価は底堅く推移しました。週末は利食いに押されたものの、週間では+0.78%上昇と、続伸しました。

<債券>
日米欧の長期金利は小動きとなりました。英国のEU離脱選択が景気に与える悪影響は今のところ限られていると受け止められ、債券買いにつながっていません。米国10年国債利回りは、前週末比で小幅上昇し、1.566%で引けました。ドイツ10年国債の利回りは▲0.030%で取引を終え、前週末比で低下しました。日本の10年国債利回りは▲0.220%と、前週末比ほぼ変わらずでした。

<為替>
円相場は対ドル、対ユーロで続落しました。米経済指標の改善に伴う米景気への安心感や日本政府による経済対策への期待感が円売り・ドル買いを後押ししました。週末には、黒田日銀総裁がヘリコプターマネーを否定する報道があったことから、やや円高に戻し、対ドルでは106円台前半、対ユーロでは116円台半ばで取引を終えました。

<商品>
原油先物価格は、44.19ドルと前週末比で下落しました。中国などアジアの一部でガソリンの供給が増えたと伝わったことから、需給の緩みが長期化するとの観測が強まりました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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