ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2016/5/16-5/20)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2016/5/16-5/20)【ウィークリー】

2016年5月23日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場はまちまちの動きとなりました。米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まったことから売りが優勢となりました。週末は反発したものの、NYダウは17,500ドルで引け、前週末比で小幅下落となりました。欧州株式市場のドイツDAX指数も小幅に下落し、9,916ポイントで終了しました。中国株式市場では、中国景気の停滞長期化への懸念が根強く、上海総合指数が2,825ポイントと、小幅ながら5週連続で下落しました。一方、日本の株式市場では、円相場が1ドル=110円台まで円安方向に振れたため、買い安心感が広がりました。日経平均株価は約2%上昇し、16736円で引けました。

<債券>
米国の早期利上げ観測を受けて、欧米の債券利回りは上昇しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、市場の予想と異なり、景気回復が続けば6月の利上げを検討するとされたため、市場は大きく反応しました。米国10年国債利回りは、1.838%で引け、前週末比0.138%の大幅上昇となりました。ドイツ10年国債の利回りも0.165%に上昇しました。一方、日本の10年国債利回りは▲0.113%と前週末比ほぼ横ばいでした。

<為替>
円相場は、米連邦準備理事会(FRB)が6月にも利上げを行うとの観測が強まったことから、円売り・ドル買いが優勢となりました。対ドルは110円台で引け、3週連続で円安となりました。一方、対ユーロでは123円台後半で終了し、前週末比小幅の円安でした。

<商品>
原油先物価格は、47.75ドルと前週末比で上昇しました。原油の供給過剰が年後半に向けて緩やかに解消に向かうとの見方が優勢になっています。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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