先週のマーケットの振り返り(2015/7/27-7/31)【ウィークリー】
2015年8月3日
1. 先週の市場動向
(出所)データはBloomberg L.P.
先週の市場の振り返り
■株式
米国株は、上昇しました。FOMCでは市場の予想通り政策金利が据え置かれ、週末に発表された雇用コスト指数が下振れたことなどから早期利上げ観測が後退し、上昇しました。
中国株は、政府による株価下支え策への警戒感や、企業景況感の悪化などから下落しました。
日本株は、4-6月期の企業業績が概ね良好なことや、米国株の底堅い展開に影響を受け、上昇しました。
■債券
米国やドイツの国債利回りは低下しました。FOMCでの政策金利据え置きや雇用コスト指数の下振れなどを受け、国債利回りが低下しました。
■為替
ドル円は、ドルが小幅に上昇しました。米国株の底堅い展開がドルを下支えする要因になりました。
ユーロ円は、ユーロが上昇しました。ユーロはドルに対して前週末比横ばいとなり、米ドルとともに対円で上昇しました。
■商品
原油価格は、下落しました。中国景気の先行き不透明感や、米国での石油掘削装置稼働率の上昇などが需給悪化懸念につながりました。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー
☆は下の「グラフ・図表」参照
☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」
☆7/30【米金融政策は現状維持、利上げに向け一歩前進】
☆7/30【ブラジル中銀が追加利上げ、利上げ打ち止めを示唆】
3. 今週の主な注目材料
※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。