先週のマーケットの振り返り（2015/2/16-2/20）【ウィークリー】

（出所）データはBloomberg L.P.

　米国株は上昇しました。FOMC議事録の公表による早期の利上げ観測後退や堅調な企業決算などから、20日にNYダウは最高値を更新しました。ギリシャ支援策の4カ月の期限延長での合意も、投資家心理の改善につながりました。
　日本株は大きく上昇しました。欧米株式の堅調さを背景に、景気回復と企業業績拡大への期待から、日経平均株価は、ほぼ15年ぶりの高値を19日に更新し、翌20日もさらに上昇しました。

　米国債は利回りが上昇しました。主要先進国の株価が上昇し、リスク回避の動きが後退したことなどから、国債の利回りは上昇しました。
　ドイツ国債は利回りが上昇しました。ギリシャ支援策を巡るリスク回避の動きが後退したなどから、ドイツ国債の利回りは上昇しました。

　ドル円は、ドルが小幅に上昇しました。リスク回避の動きが後退し、円が下落しました。
　ユーロ円はユーロが小幅に上昇しました。ギリシャ支援策の期限延長合意などから、ユーロは対円で上昇しました。

　原油価格は下落しました。米国の原油在庫が増加し、原油の需給悪化懸念から、原油価格は下落しました。

（出所）Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

☆は下の「グラフ・図表」参照

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。