ホームマーケット週次・月次市場情報【ウィークリー No.297】先週のマーケットの振り返り(2014/2/10-2/14)/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

【ウィークリー No.297】先週のマーケットの振り返り(2014/2/10-2/14)

2014年2月17日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、上昇しました。週前半は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で低金利政策を維持する方針を示したことなどにより、株価は上昇しました。週央から週後半にかけても、一部企業の決算やミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことなどにより、株価は上昇しました。
 日本株は、下落しました。週前半から週央にかけては、米国の株式市場が上昇したことや、為替市場で円安が進んだことなどを受け、株価は上昇しました。週後半は、利益確定の売り圧力が強まったことなどにより、株価は週央までの上昇分を打ち消して下落しました。

■債券

 米国債は、債券価格が下落(利回りは上昇)しました。週前半から週央にかけては、イエレンFRB議長が議会証言で量的金融緩和策(QE3)の縮小を継続する方針を示したことなどにより、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。週後半は、小売売上高が市場予想を下回ったことなどにより、債券価格は小幅に上昇(利回りは小幅に低下)しました。
 ドイツ国債は、債券価格が下落(利回りは上昇)しました。週前半から週央にかけては、米国債利回りが上昇したことなどを受け、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。週後半は、1月のドイツのインフレ率(確定値)が前月と同水準にとどまったことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。

■為替

 ドル円は、円が上昇しました。週前半は、欧米の株式市場が上昇したことなどを受け、ドルが買われ円は下落しました。週央から週後半にかけては、米国の小売売上高などの経済指標が市場予想を下回ったことなどにより、ドルが売られ円は週前半の下落分を打ち消して上昇しました。
 ユーロ円は、円が上昇しました。週前半は、欧米の株式市場が上昇したことなどを受け、ユーロが買われ円は下落しました。週央から週後半にかけては、ユーロ圏の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことなどにより、ユーロが売られ円は週前半の下落分を打ち消して上昇しました。

■商品

 原油価格は、上昇しました。週前半から週央にかけては、米国の原油在庫が減少したことなどにより、原油価格は上昇しました。週後半は小動きとなりました。

(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆2/10【米国の雇用統計(1月)】~雇用増は鈍化、市場は失業率低下など評価~

☆2/12【主要国のリート市場の最近の動向(1月)】~円ベースでは下落~

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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