ホームマーケット週次・月次市場情報【ウィークリー No.296】先週のマーケットの振り返り(2014/2/3-2/7)/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

【ウィークリー No.296】先週のマーケットの振り返り(2014/2/3-2/7)

2014年2月10日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、上昇しました。週前半は、ISM製造業景況感指数が市場予想を大幅に下回ったことなどにより、株価は下落しました。週央から週後半にかけては、新規失業保険申請件数が減少したことや、失業率が低下したことなどにより、株価は週前半の下落分を打ち消して上昇しました。
 日本株は、下落しました。週前半は、米国のISM製造業景況感指数が市場予想を大幅に下回ったことや、為替市場で円高が進展したことなどにより、株価は下落しました。週央から週後半にかけては、為替市場で円高の進行が一服したことや、米国株が上昇したことなどにより、株価は小幅に上昇しました。

■債券

 米国債は、債券価格が下落(利回りは上昇)しました。週前半は、一進一退の動きとなりました。週央から週後半にかけては、ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことや、新規失業保険申請件数が減少したことなどにより、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。
 ドイツ国債は、前週末比ほぼ横ばいとなりました。週前半から週央にかけては、ユーロ圏の小売売上高が市場予想を下回ったことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。週後半は、欧州中央銀行(ECB)が追加の金融緩和策を打ち出さなかったことなどにより、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。

■為替

 ドル円は、円が下落しました。週前半から週央にかけては、ISM製造業景況感指数が市場予想を大幅に下回ったことなどにより、ドルが売られ円は上昇しました。週後半は、米国の新規失業保険申請件数が減少したことや、失業率が低下したことなどにより、ドルが買われ円は週央までの上昇分を打ち消して下落しました。
 ユーロ円は、円が下落しました。週前半は一進一退の動きとなりました。週央から週後半にかけては、ECBが追加の金融緩和策を打ち出さなかったことなどにより、ユーロが買われ円は下落しました。

■商品

 原油価格は、上昇しました。週前半は一進一退の動きとなりました。週央から週後半にかけては、米国のガソリンなどの在庫が減少したことや、失業率が低下したことなどにより、原油価格は上昇しました。

(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆2/4【米国のISM製造業景況感指数(2014年1月)】~寒波の影響により大きく低下~

☆2/4【オーストラリアの金融政策(2月)】~政策金利を据え置き、姿勢はより中立的に~

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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