ホームマーケット週次・月次市場情報【ウィークリー No.294】先週のマーケットの振り返り(2014/1/20-1/24)/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

【ウィークリー No.294】先週のマーケットの振り返り(2014/1/20-1/24)

2014年1月27日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、下落しました。週前半から週央にかけては小動きとなりました。週後半は、中国のHSBC製造業購買担当者景況感指数(PMI)が中立水準の50ポイントを下回ったことや、新興国の通貨が急落したことなどにより、株価は下落しました。
 日本株は、下落しました。週前半から週央にかけては、為替市場で円がやや弱含んだことなどにより、株価は小幅に上昇しました。週後半は、中国のPMIが50ポイントを下回ったことや、為替市場で円高が進んだことなどにより、株価は週央までの上昇分を打ち消して下落しました。

■債券

 米国債は、債券価格が上昇(利回りは低下)しました。週前半から週央にかけては、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的金融緩和策(QE3)の縮小を継続するとの見方が強まり、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。週後半は、中国のPMIが50ポイントを下回ったことや、新興国の通貨が急落したことなどから、投資家のリスク回避姿勢が強まり、債券価格は週央までの下落分を打ち消して上昇(利回りは低下)しました。
 ドイツ国債は、債券価格が上昇(利回りは低下)しました。週前半から週央にかけては小動きとなりました。週後半は、新興国の通貨が急落したことなどにより、投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。

■為替

 ドル円、ユーロ円ともに円が上昇しました。週前半から週央にかけては一進一退の動きとなりました。週後半は、中国のPMIが50ポイントを下回ったことや、新興国の通貨が急落したことなどにより、投資家のリスク回避姿勢が強まり、円は上昇しました。

■商品

 原油価格は、上昇しました。週前半から週央にかけては、国際エネルギー機関が2014年の世界の石油需要の見通しを上方修正したことや、米国のガソリンなどの在庫が減少するとの観測が強まったことなどにより、原油価格は上昇しました。週後半は、一進一退の動きとなりました。

(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆1/21【中国のGDP成長率(10-12月期)】~2013年の政府目標を余裕をもって達成~

☆1/22【IMFの世界経済見通し(2014年1月)】~2014年の見通しを上方修正~

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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