ホームマーケット日々のマーケットレポート日本の株式市場 日本株式市場を巡る環境を整理/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

日本の株式市場 日本株式市場を巡る環境を整理 【デイリー】

2016年6月30日

【ポイント1】市場は落ち着きを取り戻しつつある

■日本の株式市場は、英国の欧州連合(EU)離脱決断以降、大幅な調整を余儀なくされていましたが、原油市況の反発や、欧米株式市場の株安が一服したことなどから落ち着きを取り戻しつつあります。

【ポイント2】海外は米中の政策、国内は政府・日銀の政策がカギ

■英国はEUとの間で離脱手続きを巡って不透明感は続きそうです。市場では、米国や中国などの経済・金融動向や日本の政策に再び焦点が集まりそうです。

【今後の展開】日本株式は、内外経済見通しの改善で堅調さを取り戻せるかに注目

■米国は雇用統計が堅調であれば、年内利上げの可能性が維持され、円高進行に一定の歯止めがかかることが考えられます。中国は減速懸念が出ていますが、積極的な景気支援策が行われる可能性もあり、下振れリスクは抑制されそうです。日本は、追加の金融緩和に加え財政規模が拡大する可能性も高まっています。景気や業績に対する見通しは徐々に改善すると見られ、日本株式の上昇が展望できる状況になると見られます。

関連マーケットレポート