アジア・オセアニアの株式市場(2017年1月)
世界経済が回復する中、資金流入と堅調な推移を予想【デイリー】

2017年1月17日

【ポイント1】16年末から堅調に転じる

■アジア・オセアニア株式市場は、2016年12月14日の米利上げと2017年の利上げ予想回数の引き上げがアジア市場からの資金流出懸念につながり、調整しました。その後、米長期金利の上昇が一服する中、2016年12月末から買い戻しが入っています。

【ポイント2】ドル高一服で買い戻しも

■米長期金利の上昇一服とともに、ドル高進行にも巻き戻しが入りました。ドル高によるアジア市場からの資金流出懸念が後退したことで、株式市場への買い戻しも見られました。

【今後の展開】世界経済が回復する中、資金流入と堅調な推移を予想

■2016年12月は豪州株の好調さが目立ちました。豪州では、米長期金利の上昇一服などから、公益株や金融株、不動産株など利回りの高いセクターが買い戻され、また、原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターが上昇しました。

■今後は、トランプ次期大統領の発言や財政政策の中身を金融市場がどのように評価するか注目されます。内容によっては、市場の変動性が高まる可能性がありますが、アジア・オセアニア株式市場は、①相対的に割高感がない、②1株当たり予想利益が安定している、ことなどから良好な市場と考えられ、世界経済が回復する中、資金の流入と株式市場の堅調な推移が予想されます。

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