今年のマーケットを振り返る6 資産クラス
商品がトップも円ベースでほぼ全資産が値上がり

■2021年の世界の資産市場では、円ベースで商品が資産クラス別騰落率のトップとなりました。経済再開の本格化に伴う世界的な資源高を受け、エネルギーを中心に上昇しました。

■先進国の株式やリートも米国を中心に良好なパフォーマンスとなりました。株式は、米国など主要国の企業業績が期を通じて上振れるなど、堅調な業績が相場上昇のけん引役となりました。債券はインフレ率の上昇を受け、総じて冴えませんでした。

■円ベースではほぼすべての資産が年間を通じてプラス圏を維持しており、総じて良好な投資環境となりました。