主要な資産の利回り比較(2020年3月)
新型コロナの影響で利回りが大幅上昇

2020年4月9日

 

■3月の主要資産の利回りは、世界各地で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、ロックダウン(都市封鎖)が行われたことなどから、グローバルにリスク回避の動きが強まり、リスク性資産を中心に大幅に上昇しました。こうした中、米連邦準備制度理事会(FRB)が連続で緊急利下げを行うなど、世界の中央銀行は金融緩和を強化しました。しかし、市場変動性が急上昇したことを背景に、現金化を急ぐ動きが顕著となり、安全資産の国債も一部売られる展開となりました。米10年国債利回りは大きく低下したものの、ドイツや日本の10年国債利回りは前月末比で上昇しました。社債の利回りは、信用リスクの高まりを受けて大幅に上昇しました。

■リート市場も、世界の景気後退懸念に伴う不動産市況の先行き不透明感などを嫌気して、価格が急落しました。リートの配当利回りは、すべての市場で大きく上昇しました。

■株式市場では、新型コロナの感染拡大を受けてパニック的な売りが広がったため、株式の配当利回りが上昇しました。流動性の低いBDC、MLPの配当利回りは、価格が大きく下落したため、ともに大幅に上昇しました。

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