政策金利(せいさくきんり)
解説
中央銀行が金融政策を実施するために、金融市場調節の基準とする金利のこと。景気が過熱しすぎた場合には政策金利を引き上げて景気の沈静化を図り、反対に景気が後退する場面では政策金利を引き下げて景気の減速を防ごうとします。
ひとくちメモ
日本銀行は、2016年1月にマイナス金利政策を導入し、日銀当座預金の一部にマイナス0.1%の金利を適用することにしました。これは、金融機関が日銀の口座に預金を預け入れると0.1%の金利を支払わなければいけないというものです。このマイナス0.1%が、現在の日銀の政策金利となります。
金融政策決定会合【2015年10月撮影】【時事】
情報提供:株式会社時事通信社