ホームわかりやすい用語集わかりやすい用語集 解説:物品税(ぶっぴんぜい)

物品税(ぶっぴんぜい)

解説

関連カテゴリ: 経済

特定の物品などに課される間接税。日本では国税のひとつとして、奢侈品や嗜好品に課税されていました。具体的には、第1種として貴金属や毛皮製品など、第2種として自動車やテレビ、冷蔵庫など、第3種としてマッチや清涼飲料が課税対象となっていました。しかし、経済成長に伴ってモノやサービスが多様化し、課税対象品目の公平性を保ちにくくなりました。このため1989年に消費税が導入され、物品税は廃止されました。

情報提供:株式会社時事通信社