ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.191】株価と⼲⽀には関係性があるの︖⾠年の2024年の ⽇本株はどうなりそう︖

【Vol.191】株価と⼲⽀には関係性があるの︖⾠年の2024年の⽇本株はどうなりそう︖

2024年1月5日

⼲⽀と株価には相関性があると⾔われています。⾠年は相場格⾔では「⾠⺒天井」と⾔われ、過去の⽇経平均株価は上昇する傾向にありました。

◆株式市場には、昔から⾔い伝えられてきた、相場に対する⼼構えや相場の⾒⽅、投資家⼼理などを表した様々な「相場格⾔」があります。経験則に基づく株式市場の法則(アノマリー)等もその⼀つです。⼲⽀と株式市場のアノマリーを⽰した代表的なものとして、「⾠⺒(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)⾟抱、申⾣(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、⼦(ね)は繁栄、丑(うし)はつまずき、寅(とら)千⾥を⾛り、卯(うさぎ)は跳ねる。」という相場格⾔があります。
◆⽇経平均株価が現在の算出⽅式となって以降、1951年〜2023年の年間騰落率を⼲⽀ごとに平均してみると、下のグラフのようになりました。2024年の⼲⽀「⾠年」は、「⾠⺒天井」と⾔われるように、過去の⽇経平均株価は上昇する傾向がみられました。
◆「相場格⾔」はその時々の相場環境によって、当てはまる場合もあれば、そうでない場合もあります。2024年の⽇本株式市場は、インフレが定着しつつある中で、賃上げの実現による経済活動の活発化や2023年に東京証券取引所が提⾔した上場企業の「稼ぐ⼒」の向上等が注⽬されます。

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