【Vol.177】今後の⽶国社債利回りの⾒通しは︖

2023年8月30日

国債利回りはやや低下するも、上乗せ⾦利が横ばいからやや上昇すると⾒込まれることから、魅⼒的な利回り⽔準が継続すると考えられます。

FRB（⽶連邦準備制度理事会）は2023年7⽉に利上げを実施しましたが、⾼い⽔準の物価に対応するため年内に追加利上げをする可能性があります。ただし、2024年にはこれまでの利上げの効果などから景気が緩やかに減速し、⾦利も緩やかに低下すると⾒込まれます。
また、緩やかな景気減速となった場合でも、⽶国社債の上乗せ⾦利は安定的に推移した後、緩やかに拡⼤すると⾒込まれます。そのため、魅⼒的な利回り⽔準が継続すると考えられます。