【Vol.193】バリュー株とグロース株の違いは︖

2024年1月24日

「本来の企業価値」よりも株価が低い状態（割安）にある株を『バリュー株』、業績や利益の成長率が高く今後も高い成長が見込まれる銘柄を『グロース株』といい、一般的にこれらは対極の関係にあります。

◆『バリュー株』は割安株とも呼ばれ、企業が生み出す利益や保有資産などから算出される企業価値と比較して、株価が低い状態（割安）にある銘柄を指します。一般的に『バリュー株』かどうかを判断する際にはPBR（株価純資産倍率）とPER（株価収益率）を使用します。競合他社や⾃社の過去平均等との⽐較で⾼いと割⾼、低いと割安と考えることがあります。なおPBR1倍未満は、一般的に企業の清算価値を下回った株価⽔準を意味します。
◆『グロース株』は成長株とも呼ばれます。成長性や将来性に対する評価が高いことから、PERやPBRは市場平均よりも高い傾向にあります。