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レベニュー債(れべにゅーさい)

解説

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地方自治体などが発行する債券の一種。公共インフラの整備に民間資金を呼び込むため、特定の事業やプロジェクトから得られる収入(レベニュー)を返済原資とする仕組みです。米国では100年以上の歴史を持ち、現在も地方債の中で主流を占めています。

ひとくちメモ

空港や病院、高速道路、上下水道などが一般的ですが、2009年に建設されたニューヨークの新ヤンキースタジアムでも活用されました。インフラの収益性が投資家によってチェックされるため、市場メカニズムが働きやすい特徴があります。しかし、日本国内では発行に当たってのノウハウが乏しく、浸透していません。

情報提供:株式会社時事通信社