ホームわかりやすい用語集わかりやすい用語集 解説:国家戦略特別区域(こっかせんりゃくとくべつくいき)

国家戦略特別区域(こっかせんりゃくとくべつくいき)

解説

関連カテゴリ: 経済

第2次安倍内閣が経済政策「アベノミクス」の成長戦略の柱のひとつとして掲げた、特定の地域に限って従来の規制を大幅に緩めた経済特区のこと。一般的には略称の「国家戦略特区」を使用します。産業の国際競争力強化や国際的な経済活動拠点の形成に関する施策の総合的かつ集中的な推進を図るため、いわゆる岩盤規制全般について突破口を開いていくものと位置付けられています。

ひとくちメモ

2014年5月1日に東京圏、関西圏など6つの地域が初めて指定され、15年に秋田県仙北市など3地域、16年に広島県・愛媛県今治市など3地域が追加されました。22年にはスーパーシティ型国家戦略特区として大阪市と茨城県つくば市の2地域、デジタル田園健康特区として石川県加賀市、長野県茅野市、岡山県吉備中央町の3地域が指定されています。

情報提供:株式会社時事通信社