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上海証券取引所(しゃんはいしょうけんとりひきじょ)

解説

関連カテゴリ: 株式 経済

香港証券取引所、深セン証券取引所と並ぶ中国の主要取引所のひとつ。上場株式には人民元建てのA株と、ドル建てのB株があります。A株が売買のほとんどを占めますが、取引は一部の例外を除き国内投資家に限定されています。B株はもともと外国人向けで、2001年に国内投資家にも開放されました。19年にはハイテク新興企業向けの株式市場「科創板」の取引が始まりました。

ひとくちメモ

国際取引所連合の調べによると、2021年末の時価総額は8.2兆ドルで、米国のニューヨークとナスダックに次ぐ世界3位の規模です。15年の「チャイナショック」と呼ばれる中国株の大暴落などが響いて順位を下げたことはありますが、日本取引所グループや欧州のユーロネクストと世界3位の座を競い合っています。

上海証券取引所の外観(中国・上海)【2007年2月撮影】【AFP=時事】

情報提供:株式会社時事通信社